Category: EXHIBITION

Park(ing)Day、まちをかえる展

路上駐車スペースを1日限定で小さな公園に変える試みである、Park(ing)Dayの意義や実践の様子、そしてPark(ing)Dayを実施した後のまちの変化を紹介する、「Park(ing)Day、まちをかえる」展を開催。公園内の屋外展示スペースにおいて、仮設ラインテープによる横断歩道や白線により道路空間に見立てた空間構成とし、メッシュフェンスによる写真展示、既設の石巻工房によるベンチを活用したパネル展示などを、Park(ing)Dayらしく持ち運びができる什器デザインによって実現した。 敷地|東京都渋谷区北谷公園実施|2024.2.7-11用途|展覧会 プロジェクトチーム主催|一般社団法人ソトノバ協力|合同会社ishau、icai architects、OF THE BOX inc. + miho aoyagi施工|mapalus写真|小野寺宗貴

四日市ストリートアートプロジェクト

四日市市中心市街を通る国道一号線沿いに建つ、立体駐車場の1階壁面をグラフィティアートで彩るプロジェクト。弊社は、企画立案、グラフィック作成支援、プロジェクトマネジメントを行なった。アートを手掛けたのは、三重県出身のアーティスト・ジャガ一郎氏。幅8.5m、高さ4.0mの壁面には、マンガ等からインスパイアされたオノマトペやオリジナルキャラクターが描かれた。 敷地|三重県四日市市竣工|2023.03用途|グラフィティアート プロジェクトチーム企画|ishau協力|ソトノバ 、四日市エリアプラットフォームアーティスト|ジャガ一郎

ガードパイプハッキング

新型コロナウイルス感染症に対し第一線で働かれている医療従事者、営業時間短縮を余儀なくされている飲食店、そしてニューノーマルな日々の生活に適応しようと頑張る全ての人たちに対しエールを送るアクション「代官山クラップ」に賛同し、八幡通り沿いのガードレールに「ハート」をテーマにしたバナーを3日間展示した。他団体も合わせて80枚のバナーが通りを彩った。 困難な状況に立ち向かう人間の多様性を、縦横無尽に貼った色とりどりのマスキングテープやビニルテープで、困難な状況に立ち向かう人間の一致団結した想いを、白抜きのハートで表現した。 敷地|東京都渋谷区竣工|2021.02用途|バナー プロジェクトチーム設計|ishau企画|代官山クラップ実行委員会

IZAKAYA”KONOJI”*

ギリシャのDomés International Review of Architectureが主催するコンペティション「COOK8 International Design Competition」(参加者数:280組)にて佳作に選ばれ、アテネのBenaki museumにて1/10スケールの模型の展示を行った。 本コンペでは8人の人々が食を通して交流する空間のデザインが求められた。我々は日本の居酒屋の理想形とされている「コの字」カウンターをインスピレーションに、友人同士はもちろん、他人同士が偶発的に食や店主を介して結びつく空間を提案した。 展示|2018.06-07 プロジェクトチーム設計|ヌーブ*

ghost table

京橋AGC studioにて2013年12月から3ヶ月間開催された、最先端のガラスエンジニアリング事例を紹介する展覧会「STEPS IN THE AIR展」に合わせて設計した。 展示計画にあたり、文字や写真などの展示情報が浮遊して見える状況をつくりだすことを試みた。それを可能にしたのがAGCが開発したLeoflex®という化学強化特殊ガラスである。 ghost tableは、Leoflexの天板に対して、同じくLeoflex4枚で構成する脚部によって支持するという極めてシンプルな構成となっている。使用したLeoflex板の厚さはわずか0.85mmで、驚くほど物質感を感じさせない。このLeoflexの透明感と軽さを最大限に活かすため、脚と天板をネオジム磁石で挟み込んで接合している。また、磁石に挟み込んだプレートからブレース材としてワイヤーを配することで横力に対応させている。 また、展示情報をLeoflex天板底面に直接印刷することで、表面のガラスの平滑性を保持した。これにより、Leoflexがもつ存在の希薄さをできるだけ維持し、展示情報のみが展示空間にあたかも浮かんでいるかのように演出することに成功している。 敷地|東京都中央区展示期間|2013.12-2014.03用途|展示什器 プロジェクトチーム設計|樫原徹+石田祐也施工|MAPALUS写真|太田拓実