使用されなくなった公衆電話ボックスを、地域住民が思い入れのある古本を持ち寄りシェアする小さな図書室に改修した。本を地域の資産と捉え、本を介した新たなコミュニティの醸成を図っている。

ボックス内に設置した本棚は、限られたスペースのなかでの施工・解体が容易になるよう、持ち運びできる箱を積み上げ、特大のペーパークリップで箱同士を緊結している。

敷地|三重県四日市市
竣工|2021.04
用途|図書室

プロジェクトチーム
設計|ishau
施工|杉野哲嗣(スギノトーキ)、ホリベ硝子
企画|諏訪新道発展会のみなさん
写真|Yurika Kono