JR立川駅南口、ペデストリアンデッキ下の歩道に設置したベンチ。
2020年3月に立川南口まちづくり協議会が実施した社会実験「立川駅南口高架下「TERASU」プロジェクト」において滞留空間の創出と共にベンチを仮設したところ、地域からの好評を博したことから、2020年12月に5基が常設化した。
ベンチの設置にあたり、道路管理者との協議により既製品部材の使用が求められたこと、製作プロセスから市民を巻き込んでいくことから、300×300のH型綱の上に90角の木材を載せる極めてシンプルな構成としながら、鉄部および木部への塗装は、大学生や地域の子どもたちとのワークショップで実施した。ちなみに、ベンチを横から見るとTachikawaの「T」の字型になっている。

敷地|東京都立川市
竣工|2020.12
用途|ベンチ

プロジェクトチーム
設計|ishau
施工|DIY製作:立川南口まちづくり協議会・東京経済大学・ishau
木材提供|NPO法人ベルデ
企画|立川南口まちづくり協議会